世紀21

群馬県では、約千二百年前奈良時代の初期から朝廷に「あしぎぬ」が貢納され、現在でも正倉院の御物として保存されているように、古くから繭・生糸・絹織物の産地として揺ぎ無い地位を築いてきました。

その歴史と永年の英知と技術を結集して生まれたのが『世紀二一』です。

『世紀二一』は一般普通品種の繭に比べて約1.3倍も長く糸を挽き出すことができ、繊度も細く、約2.4デニールという極めて優れた特徴を持つ繭です。普通品種の繭では繭糸の長さが、約1200mに対し、『世紀二一』は約1500mの繭糸を挽き出します。

「世紀21」の全ての製品は、その良質な絹糸がゆえに染め付きが非常に良く、着心地も大変ご満足いただける品質に仕上がっており、気品ある風合いを奏でる格調高く美しい逸品です。

また、UVカット・防汚・防水・帯電防止・防虫効果など大切なきものを守る様々な加工を施しています。